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木彫彫刻家 丑久保健一 |お知らせ

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彫刻家 丑久保健一 お知らせ

丑久保健一についてのお知らせです。
展覧会の情報や丑久保健一に関する最新情報を随時載せています。
丑久保健一の彫刻作品は、直接みて何か感じ取っていただけたらと思っています。展覧会開催の際は是非お立ちよりください。


丑久保健一 お知らせ・最新情報

 
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「星野友香・智子 陶・織 2人展」が明日から
アトリエ・ギャラリーの場所がわかりにくく、ご迷惑をおかけしております。
今日も二組の方がナビを使ったにもかかわらず、たどり着くのに大変苦労されたご様子でした。電話番号を入力された方はナビが古かったため宇都宮市役所に行ってしまったそうです。また、高速を使い大沢まで行って戻ってくるようなルートを指示されたとか。
ナビをお使いになられる方は、「篠井地区市民センター」を入力してください。「篠井地区市民センター」の直前に「篠井ニュータウン」の大きな看板がありますので、そこを進行方向右に曲がって左角から2軒目です。
今週は土曜日もオープンしています。
梅雨入りしたとはいえ日曜まではそれほど梅雨らしいお天気にはならないようです。
里山の緑、林の緑、田んぼの緑、鶯のさえずり。万が一道に迷っても篠井の自然を楽しめる時間の余裕を持ってお出かけいただければ幸いです。

以前 お知らせしました「星野友香・智子 陶・織 2人展」が明日から始まります。
15日(金)から19日(火)までです。

ミーズ ギャラリー
宇都宮市大曽2-2-13
TEL 028-627-2695

20120518星野姉妹b案内状.jpg
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6月10日
6月10日はボール記念日です。
アトリエギャラリーには「一・0・∞のボール 陸のピース」の108個のボールが置かれています。
「一・0・∞のボール 海のピース」の108個のボールは、1987年6月10日 銚子、外川港沖の黒潮の上に置かれました。
その日はあいにく雨、海は大しけで漁船は一艘も出ていませんでした。港を出て2時間ほどすると黒潮に出ました。「着いたぞ」という船長さんの声と同時にエンジンが止まり、一瞬辺りは静まり返りました。海の色が一層濃くなりそこから黒潮なのだとはっきりわかりました。
それから25年経ちました。ボールの消息は聞こえてきませんが、太平洋がある限り「海のピース」の108個のボール達は海を回遊し続けていると思います。

その時のことを作家の立松和平氏が書いてくださった文章と黒潮に乗って旅立つボール達の写真をのせます。一時、太平洋の上に想いを馳せていただければ嬉しいです。

印刷用ボール.jpg

素材は地球

立松和平 

 丑久保健一さんにその計画を打ち明けられた時、この人はなんということを考えるのだろうとあきれたものだ。欅で丹精込めてつくった作品のボールを、太平洋に流そうというのである。黒潮にのせれば、北太平洋を北上して、アラスカからカリフォルニア沖を南下し、赤道反流にのっかってまた黒潮の源流に戻るという。つまり、海流にのって作品が太平洋を永遠にへめぐるというのである。 
作品の数は、陸のピースが百八個、海のピースが百八個である。百八個を海に置くと、陸のピースと呼びあうという。何故この数かといえば、108はすなわちこうだ。「1」はは始源であり、「0」は無、そして、「8」は横にすると「∞」で無限を表す。つまり、この世のすべてを表現するというのだ。                   
 百八といえば、仏教で人間の持つ煩悩の数のことだと教えるところだが、丑久保流の解釈ではわたしたちのいる世界のすべてだということになる。地球を彫刻するということにもなる。こんな大きな発想をする彫刻家を、他に私は知らない。
 私は作品を海に「流す」といって丑久保さんにたしなめられた。ボールはあくまで「置く」のである。永遠の運動体へと木のボールを高めるのだから、確かに流すにではない。 置く現場に、私は立ち会うことができた。友人等数人で船を出して沖にいったのでは、仲間うちの自己満足になりかねない。そこで私はテレビ局の友人にはたらきかけて番組をつくり、全国の人々に目撃してもらおうとしたのである。
 銚子沖の黒潮の波に置かれた百八個のボールは、列をつくって順々に旅立っていった。太平洋の巡礼のようだった。丑久保さんは地球を素材とした彫刻をしたのだ。百八個のボールには百八通りの運命が待ちかまえていたのだろうが、今も私の心の中に、そしてたぶんテレビを観た多くの人の心の中に、回りつづけているのだ。
 丑久保健一さんは大きな大きな彫刻をなしたものである。

〈丑久保健一展 1992 アートフォーラム谷中 図録より〉
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リ+スクールコレクションズ・宇都宮市の学校所蔵品展
リ+スクールコレクションズ
宇都宮市の学校所蔵品展 のお知らせ

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篠井小学校にある丑久保健一の作品「生まれた」が出品されます。

篠井小ボール.JPG

社会人学芸員によるギャラリートークやワークショップもあります。
どうぞお出かけください。
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金環日食
2012.05.20
2004年の宇都宮美術館における丑久保健一展の図録をめくっていたお客様が、「あら、金環日食!」と声をもらしました。
展示はしていない作品でしたが、めったにない金環日食にあわせて出してみたくなりました。山積みの作品棚から何とか見つけ出すことが出来ました。
明日からギャラリーはお休みになりますので、このホームページでご覧下さい。
金環日食がみられることを祈りながら。
ギャラリーはまた24日(木)からオープンします。みなさまのお越しをお待ちしております。

[丘の重力 1994年 11.0×60.0×53.0cm]

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星野友香・智子 陶・織 2人展 
星野友香・智子 陶・織 2人展 のお知らせ

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昨夜からの大雨が昼前には上がり、新緑がいっそう鮮やかになりました。
緑を揺らす風と共に爽やかな姉妹が案内状を届けてくれました。初めての2人展だそうです。
会場の「ミーズ ギャラリー」には丑久保健一のコレクションもあります。
姉の友香さんは陶芸、妹の智子さんは手紡ぎ手織りの木綿の布。
篠井のおおらかな風土に育ったお二人の作品、きっとギャラリーにも緑のそよ風が吹くことでしょう。皆様にもぜひご覧いただきたくご案内申し上げます。
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