《もうひとつの「陸のピース」展》 オープン
2009-07-01 20:26:00 (14 years ago)
Vol.1 2009.7.1
丑久保健一が最初のボールを彫ったのはいつのことだったのでしょうか。
34年前の1975年、村松画廊での個展の写真にボールがひとつ写っています。
1981年の宇都宮市文化会館でのシンポジウムの会場には5,6個のボールがステンレスの板の上に置かれていました。
1984年、宇都宮で初めてボールだけの個展が開かれました。その時はまだ108個にはなっていませんでした。
1987年ガレリアキマイラで108個のボールの展覧会が開かれました。1ヶ月の展覧会の後、6月10日、「一・〇・∞のボール 海のピース」は銚子沖の黒潮に置かれました。
その後作られた「一・〇・∞のボール 陸のピース」は展覧会の声がかかるとあちこちに出かけていきます。戻ってくると108個がひと塊になって静かに床に転がっています
丑久保健一が逝ってから7年近く経ちました。「一・〇・∞のボール 天のピース」の制作も進んでいるのではないかと思います。
このたびコレクターの皆様がお持ちのボールにホームページ上に集まってもらい、新しいピースをつくってみようかと思いたちました。
お送りいただいた写真とコメントを順次掲載していく予定です。
コレクターの皆様の許にあるボールはどのような時間を過ごし、どのような空間にあるのでしょうか。ある日ひょっこり天のピースが紛れ込んで来やしないかな。
《もうひとつの「陸のピース」展》 オープンです。